【相談内容】
私は特に皮膚が弱いということはありませんが、最近まぶたが荒れてしまいました。眼科では「まぶたの裏側のアレルギー」と言われ、皮膚科では「湿疹」と診断されました。
原因として思い当たるのは、まつげパーマかもしれないと思い、しばらく施術を受けていません。まつげパーマ液が原因となることはあるのでしょうか。そろそろ施術を受ける時期ですが、原因であればやめようと思っています。
27歳 女性 会社員
【アドバイス】
まつげパーマの施術で使用される薬剤は、毛髪の形状を変えるための成分を含んでおり、人によっては皮膚や粘膜に刺激やアレルギー反応を引き起こすことがあります。
特にまぶたの皮膚は非常に薄く敏感なため、わずかな薬剤の付着でも、まぶたの赤み、かゆみ、湿疹、腫れ、結膜炎様症状などが生じる場合があります。
また、施術直後に症状が出る刺激性の反応だけでなく、何度も施術を受けるうちにアレルギーが成立し、後から症状が出現することもあります。
今回、眼科でアレルギー、皮膚科で湿疹と診断されていることから、まつげパーマとの関連性は十分に考えられます。ただし、化粧品、アイメイク用品、クレンジング剤、花粉症などが原因となることもあり、実際の原因を特定するには検査が必要です。
■ 原因を調べる方法
原因物質を確認する方法として、皮膚科ではパッチテストが行われます。
パッチテストでは、疑わしい成分を皮膚に貼付し、一定時間経過後の反応を確認することで、アレルギーの有無を調べることができます。
まつげパーマの再開を検討されている場合は、施術に使用する薬剤名や成分表を持参し、皮膚科で相談するとよいでしょう。
■ 再施術について
原因が特定されないまま再度施術を受けると、以前より強い症状が出る可能性もあります。
そのため、症状が完全に改善していること原因についてある程度確認できていること必要に応じてパッチテストを行うことをおすすめします。
■ 困った時の相談先
化粧品や薬剤の成分による健康被害が疑われる場合は、メーカーへの問い合わせのほか、中毒情報センターへ相談することも可能です。
日本中毒情報センター
- 大阪中毒110番:072-727-2499
- つくば中毒110番:029-852-9999
【まとめ】
まつげパーマ液が、まぶたの湿疹やアレルギー症状の原因となることは十分に考えられます。特にまぶた周囲は刺激やアレルギー反応が起こりやすい部位です。
再度施術を受ける前に、皮膚科でパッチテストなどの検査を受け、原因を確認したうえで判断されることをおすすめします。症状を繰り返さないためにも、慎重な対応が大切です。